日本一濃い硫黄泉はどこ?全国で硫黄濃度の高い温泉を探してみたい…
こでこんなお悩みはありませんか。
- 全国の濃い硫黄温泉ランキングを知りたい
- 日本で一番濃い硫黄泉・日本一硫黄が強い温泉はどこか気になる
- 硫黄泉を源泉掛け流しで楽しめる宿を探している
この記事では、硫黄濃度や泉質データ、そして実際の体感をもとに「濃い!」と言える硫黄泉を厳選してランキング化しました。
草津・万座・日光湯元以外の関東の硫黄泉ランキングはこちら
>>関東の硫黄泉ランキング(サイト内にとびます)
全国の濃い硫黄温泉ランキングはこちら。
温泉地 | データ&特徴 | おすすめ宿 |
---|---|---|
1位 万座温泉(群馬県) | 100mg/kg以上/pH2前後/酸性・乳白色 硫黄濃度は全国トップクラス | ・万座プリンスホテル ・万座温泉 日進舘 |
2位 草津温泉(群馬県) | 50〜70mg/kg/pH2前後/酸性・白濁 湯畑から町全体に硫黄臭が漂う強酸性の白濁湯 | ・望雲 ・季の庭 |
3位 登別温泉(北海道) | 30〜60mg/kg/pH2.5〜3/酸性・乳白色ほか 地獄谷の多彩な泉質 | ・第一滝本館 ・ホテルまほろば |
4位 日光湯元温泉(栃木県) | データ非公表/pH2.5〜3/酸性・乳白色(沈殿あり) 奥日光の高原に広がる | ・湯守 釜屋 ・奥日光 小西ホテル |
5位 白骨温泉(長野県) | データ非公表/pH6前後/アルカリ性・乳白色 山奥の秘湯 | ・泡の湯 ・白船荘 新宅旅館 |
6位 雲仙温泉(長崎県) | データ非公表/pH2前後/酸性・乳白色 雲仙地獄めぐりとセットで楽しめる | ・雲仙宮崎旅館 ・雲仙スカイホテル |
7位 蔵王温泉(山形県) | データ非公表/pH1.5〜2/酸性・白濁 はスキーと雪見露天が人気 | ・おおみや旅館 ・蔵王国際ホテル |
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濃い硫黄温泉とは?
ここで紹介する濃い硫黄温泉の定義をまとめました。
濃さの基準は「成分量+体感+純度」
「濃い温泉ランキング」で出てくる“濃い”って何を基準にしてるの?と思う方も多いはず。
実は、温泉法では 硫黄成分が1mg/kg以上 含まれていれば「硫黄泉」と呼べるんです。
これを超えると、あの独特の“卵のニオイ”や白濁が出てきて、いかにも「硫黄濃度の高い温泉」に。
さらに同じ硫黄泉でもタイプがあって、
- 酸性硫黄泉:低pHで殺菌力が強く、肌がキュッと引き締まる感じ。
- アルカリ性硫黄泉:肌にやさしく、美肌効果が期待できる。
つまり「濃さ=成分量+体感」で決まるんですね。
実はもう一つポイントになるのが「純度」。
多くの温泉は「塩化物泉+硫黄泉」みたいに混ざっていますが、硫黄成分がメインで、ほぼ硫黄泉オンリー! という場所もあるんです。
こうした温泉は数値以上にインパクトが強く、ランキング上位に入りやすい。
硫黄泉の濃さをイメージでまとめると?
分かりやすく、硫黄泉の濃さイメージを表にしました。
濃さの目安 | 硫黄濃度 (mg/kg) | 特徴 | 代表例 |
---|---|---|---|
基準ライン | 1以上 | 硫黄泉として認定 | 一般的な硫黄泉 |
中くらい | 5〜30 | はっきり硫黄臭、肌で実感 | 草津温泉、白骨温泉 |
高め | 30〜100 | 強い硫黄臭・白濁湯 | 登別温泉、日光湯元 |
超高濃度 | 100以上 | 日本でも最強クラス | 万座温泉(約108mg/kg) |

ちなみに温泉地によっては数値を公表していないところもあります。
そういう場所も「体感でめちゃ濃い!」と評判なので、この濃い温泉ランキングにはしっかり入れてます。
濃い硫黄温泉ランキング【全国・九州も】日本一濃い硫黄泉はどこ?
ここからは、硫黄濃度や泉質データ、そして実際に入ってみた体感をもとにしたランキングを紹介します。
1位:万座温泉(群馬県)|硫黄濃度100mg/kg超の日本一級
標高1,800mの高地に位置し、視界いっぱいに広がる乳白色の湯。日本で最も硫黄濃度が高い温泉のひとつで、“濃い”を体感するなら外せない存在。
- 硫黄濃度:100mg/kg以上(全国トップクラス)
- pH:約2(強酸性)
- 泉質/色:酸性・白濁強め
おすすめポイント
- 全国トップクラスの硫黄濃度で、入った瞬間からツンと鼻を突く強烈な硫黄臭
- 標高の高さから望める雲海や星空と温泉の組み合わせが絶景
- 冬は雪見露天、夏は避暑地としても人気
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2位:草津温泉(群馬県)|町全体に漂う強烈な硫黄臭
日本三名泉のひとつ。町の中心「湯畑」から常に硫黄臭が漂い、温泉街全体が“濃厚な硫黄泉”に包まれている名湯です。
外湯めぐりや街歩きと一緒に楽しめるのも魅力。
- 硫黄濃度:50〜70mg/kg
- pH:約2(強酸性)
- 泉質/色:強酸性・硫黄臭×白濁
おすすめポイント
- 湯畑から立ち上る湯けむりと硫黄臭で到着した瞬間から“草津に来た!”と実感
- 外湯めぐり:御座之湯、西の河原露天風呂など名物多数
- 強酸性泉で皮膚病・神経痛・疲労回復に効果あり
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3位:登別温泉(北海道)|地獄谷の多彩な泉質
「温泉のデパート」と呼ばれるほど泉質が豊富。
その中でも硫黄泉は特に濃厚で、地獄谷の火山地形と合わせて“強烈な体感”を味わえます。
- 硫黄濃度:30〜60mg/kg
- pH:pH2.5〜3
- 泉質/色:強酸性・白濁・硫黄臭つよめ
おすすめポイント
- 硫黄泉を含む9種類以上の泉質を一度に楽しめる
- 地獄谷の湯けむりと火山景観は迫力満点
- 温泉街全体に硫黄臭が漂い、歩いているだけで“濃さ”を実感
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4位:日光湯元温泉(栃木県)|底に硫黄が沈むほどの濃さ
奥日光に広がる白濁した硫黄泉。湯船の底に硫黄の沈殿物が見えるほど“濃厚”で、関東屈指の体感を誇ります。
- 硫黄濃度:データ公表なし(ただし沈殿物から見ても高濃度)
- pH:2.5〜3
- 泉質/色:酸性・乳白色・沈殿あり
おすすめポイント
- 奥日光の自然に囲まれた静かな温泉地
- 底に硫黄沈殿物が見えるほど濃い泉質
- 関東で“濃厚体験”できる貴重なスポット
硫黄濃度が公表されてないので、利用された方の体感です。
口コミでは…
- お湯に入ると肌がギュッとする感じ。出た後も体がずっとポカポカ。
- 湯船の底に硫黄の塊が沈んでいて驚いた。
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5位:白骨温泉(長野県)|真っ白なにごり湯の秘湯
「3日入れば3年風邪をひかない」と伝わる名湯。
山奥に湧く真っ白なにごり湯は、静かな雰囲気で“湯治気分”を味わえます。
- 硫黄濃度:非公表
- pH:6.5前後
- 泉質/色:中性〜弱アルカリ・乳白色・硫黄臭は控えめ
おすすめポイント
- 山深い谷に湧く秘湯で、静かな環境が魅力
- 真っ白に濁ったお湯が独特の存在感
- 湯治宿が多く、静養にぴったり
硫黄濃度が公表されてないので、利用された方の体感です。
口コミでは…
- まろやかで優しいお湯。草津や万座ほど強烈ではないけど、じんわり芯まで温まる。
- 浴槽に注がれる瞬間は透明で、空気に触れてだんだん白くなるのが面白い。
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6位:雲仙温泉(長崎県)|硫黄臭に包まれる温泉街【九州】
「雲仙地獄」と呼ばれる一帯から白煙が立ち上り、温泉街全体が硫黄臭に包まれる独特の雰囲気。
九州を代表する硫黄泉です。
- 硫黄濃度:非公表(ただし強烈な硫黄臭で知られる)
- pH:2〜3(酸性)
- 泉質/色:酸性・白濁〜透明・硫黄臭つよい
おすすめポイント
- 雲仙地獄の湯けむりと硫黄臭が町全体に広がる
- 九州屈指の濃厚硫黄泉
- レトロな温泉街の雰囲気も魅力
硫黄濃度が公表されてないので、利用された方の体感です。
口コミでは…
- 硫黄の香りが濃厚で、入浴後も肌や髪に香りが残るほど。
- 町に入った瞬間から強い硫黄臭が漂っていて“温泉に来た!”と実感。
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7位:蔵王温泉(山形県)|強酸性×白濁湯のダブルインパクト
東北を代表する強酸性の硫黄泉。
白濁湯に浸かると肌がギュッと引き締まり、冬はスキーと雪見露天の組み合わせも人気です。
- 硫黄濃度:非公表
- pH:1.5〜2(全国でも最強クラスの酸性度)
- 泉質/色:超強酸性・白濁・硫黄臭かなり強い
おすすめポイント
- 強酸性泉で爽快な湯あたりを体感
- 白濁湯×雪見露天の組み合わせが人気
- スキー場と温泉を一緒に楽しめる
硫黄濃度が公表されてないので、利用された方の体感です。
口コミでは…
- お湯に入るとピリピリとした刺激があり、硫黄泉らしい体感。
- 温泉街の川や排水溝からも硫黄の匂いが漂っていて、温泉地に来た実感がすごい。
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蔵王温泉で源泉かけ流しを楽しめる宿↓↓
番外編|データは少ないけど“硫黄泉純度”が高い温泉地3選
データは少ないけど“硫黄泉純度”が高い、秘湯感のある温泉地3選を紹介します。
恐山温泉(青森県)|霊場に湧く強烈な白濁硫黄泉

青森県・下北半島にある日本三大霊場「恐山」の境内に湧く温泉。
境内にある共同浴場では、強烈な硫黄臭と白濁湯を誰でも無料で体感できます。
唯一泊まれるのは宿坊のみ(公式サイトはこちら)。
- 硫黄濃度:公表値なし(体感的には全国トップ級)
- pH:約2前後(強酸性)
- 泉質・色:酸性硫黄泉/乳白色
おすすめポイント
- 湯船の底に硫黄の沈殿物が見えるほど濃厚
- 入った瞬間にツンとくる強烈な硫黄臭
- 霊場ならではの独特な雰囲気と体験

宿坊にも男女別の大浴場あり。泳げるくらい。
平泳ぎしてお湯が目に入ったら、めっちゃ痛かったので注意。笑
地獄温泉(熊本県・阿蘇市)|阿蘇火山が育む白濁硫黄泉
熊本県・阿蘇外輪山のふもとに湧く秘湯で、名物「すずめの湯」が有名。
白濁したぬる湯と硫黄臭に包まれ、全国の温泉ファンから“聖地”と呼ばれています。
- 硫黄濃度:公表値なし(ただし体感的に高い)
- pH:推定2.5〜3(酸性寄り)
- 泉質・色:酸性硫黄泉/乳白色
おすすめポイント
- 硫黄の香り漂う白濁湯を源泉かけ流しで堪能
- 名物「すずめの湯」でぬる湯長湯体験
- 阿蘇の自然と一体化した秘湯感
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温泉で源泉かけ流しを楽しめる宿↓↓
宿名 | 特徴 |
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地獄温泉 青風荘 >>楽天でみる | 源泉かけ流しの「すずめの湯」が人気。自然湧出の硫黄泉がそのまま注がれる白濁湯。 |
野沢温泉(長野県)|外湯文化と強酸性硫黄泉
長野県・北信州にある歴史ある温泉地で、外湯13湯すべてが源泉かけ流し。
街全体が硫黄の香りに包まれ、暮らしに根付いた“純度の高い硫黄泉”を楽しめます。
- 硫黄濃度:公表値なし(外湯で体感できるレベル)
- pH:約2.8〜3.5(酸性)
- 泉質・色:酸性硫黄泉/白濁または透明に近い湯
おすすめポイント
- 外湯めぐりで気軽に硫黄泉を楽しめる
- 「麻釜」など源泉地では強烈な硫黄臭
- 草津ほどではないが強酸性で肌がキュッと締まる体感
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野沢温泉で源泉かけ流しを楽しめる宿↓↓
宿名 | 特徴 |
---|---|
住吉屋 >>楽天でみる | 創業380年の老舗旅館。外湯「大湯」にも近く、館内の浴場は100%源泉かけ流しの硫黄泉。 |
河一屋旅館 >>楽天でみる | 外湯「真湯」源泉を引湯。乳白色の硫黄泉をかけ流しで楽しめる宿。 |
濃い硫黄温泉に入るときの注意点Q&A
濃い硫黄温泉に入るときの注意点をまとめました。
Q1:長湯しても大丈夫?
A:濃い硫黄泉は刺激が強いので、最初は5〜10分程度がおすすめ。長湯すると湯あたりしやすいので注意。
Q2:アクセサリーはつけていい?
A:硫黄成分は金属を黒く変色させます。指輪やネックレスは必ず外してから入りましょう。
Q3:肌が弱い人でも入れる?
A:酸性度が強い温泉ではピリッと刺激を感じることがあります。敏感肌の人は短時間で様子を見ながら入浴を。
まとめ|濃い硫黄温泉ランキング|日本一硫黄が強い温泉はどこ?
濃い硫黄温泉ランキング|日本一硫黄が強い温泉はどこ?源泉掛け流しで楽しむ全国の名湯を紹介しました。
全国の濃い硫黄温泉ランキングはこちら。
温泉地 | データ&特徴 | おすすめ宿 |
---|---|---|
1位 万座温泉(群馬県) | 100mg/kg以上/pH2前後/酸性・乳白色 硫黄濃度は全国トップクラス | ・万座プリンスホテル ・万座温泉 日進舘 |
2位 草津温泉(群馬県) | 50〜70mg/kg/pH2前後/酸性・白濁 湯畑から町全体に硫黄臭が漂う強酸性の白濁湯 | ・望雲 ・季の庭 |
3位 登別温泉(北海道) | 30〜60mg/kg/pH2.5〜3/酸性・乳白色ほか 地獄谷の多彩な泉質 | ・第一滝本館 ・ホテルまほろば |
4位 日光湯元温泉(栃木県) | データ非公表/pH2.5〜3/酸性・乳白色(沈殿あり) 奥日光の高原に広がる | ・湯守 釜屋 ・奥日光 小西ホテル |
5位 白骨温泉(長野県) | データ非公表/pH6前後/アルカリ性・乳白色 山奥の秘湯 | ・泡の湯 ・白船荘 新宅旅館 |
6位 雲仙温泉(長崎県) | データ非公表/pH2前後/酸性・乳白色 雲仙地獄めぐりとセットで楽しめる | ・雲仙宮崎旅館 ・雲仙スカイホテル |
7位 蔵王温泉(山形県) | データ非公表/pH1.5〜2/酸性・白濁 はスキーと雪見露天が人気 | ・おおみや旅館 ・蔵王国際ホテル |